十人十色の働き方!「人に合わせる」時短制度とテレワーク

スリー・アールシステム株式会社は、PC周辺機器、ソフトウエア、光学機器デジタルグッズの企画・開発などを幅広い事業を手掛けています。
また、社員それぞれの働き方について意見を反映し、それぞれの時間に合わせカスタマイズ可能な制度の採り入れなどの取組みを行うなか、平成30年度新・ダイバーシティ経営企業100選として表彰されました。今回は取り組みの一部である、女性活躍の取組みについて総務人事部課長の明瀬正吾さん、総務人事部今井香那子さんにお話を伺いました。

女性活躍推進に係る取組みを始めるきっかけなど

Q.女性活躍推進に係る取組みを始めるきっかけは?
A.経緯としては、単純に採用難です。特に女性の活躍を推進しようとか、会社として男女のバランスを気にしたということではなく、あくまで人材が採用できなくなったというのがきっかけです。
 あと、中核となる人材を採用するときの採用コストが跳ね上がってきたことがあります。そうすると、今福岡にいて働いていない女性で、同じ能力を持っている人を掘り起こしていった方が、採用コストは安く済むのではないかと考えたことが、取組みのきっかけです。
 

取組みに関して特に工夫したこと

Q.特に工夫した点などは?
A.一番調整で苦労したのは、子育て中の方です。法定の時短社員制度はあったんですが、なかなか、その時短の範囲で中核となる業務に就くことが難しかった。そこで、自社で、女性、男性関係なく、子どもがいる、いないに関わらず、カスタマイズ可能な時短社員制度にしました。またその際、他の人と差が生じないように、同一労働同一賃金にかなり意識した制度にしました。
 あとは、導入した後に社内の雰囲気がどうなるかですね。フルタイムの人が短く働く人に配慮するケースがあると思うんですけど、時短社員だから、女性だからといった配慮をしないスタンスに切り替えました。入ってきた人が、自分で考えて、自分の場所を作るというスタンスに決めたのが、多分一番大きなところだと思います。おかげで、時短社員制度に対するほかの社内からの反発とか、違和感の声は全く上がっていません。
 あとは、実際のところ、女性は人によって働ける時間がかなり違うんです。もちろん出勤の時間も違いますし、住んでいる場所も違うので、朝何時から出社できるか、何時まで働けるのか、何日間働けるのかといったところがかなりばらばらで、10人いたら10パターンあると思うんです。今までだったら、9時~4時みたいな時短社員制度だったと思うんですけど、それだと漏れてしまう人が結構多かった。なので、そこを変えたというところです。
Q.自分勝手ということではなく、自分の都合と会社の利益とのバランスを、自分たちで考えてもらうというスタンスですね。
A.必ず、会社に申請が上がってから承認をするという形ですから、自由奔放ということではありません。この辺りのニュアンスがすごく難しいんですけれど、人と比べるというよりも、自分の働ける時間で成果を出して報酬を得られる環境があるという形で理解してほしいというのが、弊社の考えです。
 

女性活躍推進に係る取組みを進めるメリット

Q.会社として大変な労力を払いながらも、当初の目的である人材の確保、活躍ということで言えば目的にかなっているということですね。
A.かなっていますね。本当にありがたいことに、今まででは出会えなかったような人たちにも出会えていますし、職種を問わず、これまでは採用できなかったような人が採用できています。
 あとは、当初考えていなかったメリットもあります。普通は、一人で1職種を担当しますよね。特に専門職になるとそれは顕著なんですが、時短社員の人はフルタイムの人2人分の人件費で、3人ないし4人を雇用できるんです。そうなると、2人分の人件費で4職種の専門職が雇えることになります。それでちゃんと役割を果たしてくれると、当初の予想を超えて会社の力になります。
 

今後の取組み等について

Q.今後、何か新たな取組みを考えておられますか。
A.テレワークですね。ただし、セキュリティの面やコンプライアンス、勤怠管理等の課題はあると思います。
 

会社概要

スリー・アールシステム株式会社
〒812-0008 福岡市博多区東光2丁目8-30 高光第一ビル2階
代表取締役 社長 今村 陽一
ホームページ
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FAX 092-260-8506
創業:2001年

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