【ワークライフバランスを保ちつつ業績を上げられるノウハウについて伺います】
　会社全体が、社員のプライベートの時間を確保し、生産性を重視した働き方をすることで業績を上げていくということを軸として動いています。
　様々な取組みはありますが、会社全体として、そもそも残業を良しとしていません。残業すると頑張ったように感じますが、長い時間頑張っているとやっぱり疲労がたまってきますし、生産性は落ちてくるので、短い時間で生産性を上げて、プライベートの時間をしっかり確保していくような働き方を推奨しています。20時以降は仕事をしない、基本的にパソコンは持ち帰れない等のルールもあります。
　また、人事考課面談を年に4回、四半期ごとに実施しています。定量的な評価と定性的な評価のバランスを考えた自社独自の評価シートを使用し、昇給や、成長度合いを可視化するなど、数値を使用して具体的に示しています。可視化したシートをもとに人事考課を進めていき、次の四半期でこうなってほしいという目標を上司が伝えます。評価指標と連動した目標になるため、何を頑張れば評価が上がるのかが分かりやすく、目標に基づいて次の3ヶ月をどう過ごすか、本人のイメージを聞きながら上司がアドバイスし、クリアにイメージできるようになったら面談を終了します。
　また、入社時に1ヶ月間の研修期間を設けています。職種変更やキャリアアップの際に必要なスキルや考え方を学べるプログラムもあり、本人のポテンシャルを活かせる仕組みを作っています。
　珍しい取組みとして、社内発注制度※があり、良い循環が生まれ、効率化に繋がっています。数値目標は営業職の売り上げだけでなく、事務職も業務をサービス費用として数値化し、実績を見える化できるような仕組みを作っています。
　※社内発注制度
　営業(プランナー)がとってきた仕事を社内の各チームに発注するなど、自社の社員に業務委託する制度
 

【普段はどのような業務をされていますか】
　管理職の立場から、営業の数字を見たり部下へのアドバイスをしながら、自分も営業に出向いたり、プレイングマネージャーという形で業務を行っています。

【働くうえで心がけていることは何でしょうか】
　部下に遠慮しないことですかね。ちょっとこれはどうかと思ったときに、伝えないことの方が後々良くないと思っています。伝えるべきことを伝えることが、社員の成長に繋がっていくと考えています。

【働きやすさについて】
　基本的に数字で評価されるので、上司に気に入られているとか、結果が出ていないのに偉くなったり、昇給したりするということがなく、誰の目から見ても、適正に評価されるところだと感じています。

【今後の将来像】
　個人的には、福岡支社の人数を増やし、一番大きな拠点にしたいと思っています。
　また、自分の子どもにも入社して欲しいと思える会社であり続けるため、これからも会社の一員として貢献していきたいです。