2020年04月27日医療法人輝栄会福岡輝栄会病院
より働きやすい職場、働き続けられる職場を目指す
福岡輝栄会病院は、昭和36年の開設以来、増棟増床を行いながら救急・急性期医療を担う病院として地域医療に取り組んでいます。
より働きやすく、働き続けられる職場を目指すなかで、女性活躍の取組みについて事務部事務次長の小林敬一さん、事務部主任の畠江絵里さん、事務部庶務課の手嶋一恵さんにお話を伺いました。
女性活躍推進に係る取組みを始めるきっかけなど
Q.女性活躍推進に係る取組みを始めるきっかけは?
A.病院のスタッフは女性中心です。それで、従来よりコンプライアンス順守の上で、女性が定着しやすい職場、働きやすい職場づくりを進めてきました。
取組みに関して特に工夫したこと
Q.特に工夫した点などは?
A.産前産後、育休制度はしっかり取得して頂いて、あとは提携した保育所の補助、職場復帰してからの配慮として夜勤免除だったり、短時間勤務の導入などを行っています。
看護師さんは、朝早くとか夜遅くの色々なシフトがありますが、子育てとの兼ね合いとなると、職場全体の協力、理解が一番大切です。あと上司の理解ですね。シフトの組みかえと、スタッフへの負担の割り当てが、現場の師長さんの大変なところでしょうね。
Q.以前からそのような取組みは進められていたのですか?
A.昔から看護師は不足していましたので、そこに配慮しないと人に残っていただけないという現実がありました。医療従事者全体に言えることですが、女性で活躍している方は多いのですが、退職も多いので、入れ替わりが激しい。その中で、出産・育児を理由に退職しないで、定着してもらいたいという意向がありました。
Q.取組みを進める上でのポイントは?
A.やはり看護部長による小まめな面談ですね。面談によって悩みとか希望とかを聴取して、短時間労働だったり夜勤の免除だったり、職場復帰であったり、個々の職員に応じた働き方を提案するということです。
女性活躍推進に係る取組みを進めるメリット
Q.女性活躍推進に係る取組みを進めるメリットは?
A.技術に習熟した人に定着してもらえるというところに、メリットを感じています。当院の特徴は、お子さんを何人も出産されて育児されている方を応援しているということですね。出産・育児前から勤めておられて、お子さんも、二人目、三人目を出産して、また病院に復帰する、続けて働くという方が結構多いというのが自慢です。
今後の取組み等について
Q.今後の取組みとしては?
A.今後新たにということは、特にはありません。今あるものを、しっかりとやっていくといったところですね。やはりお話の傾聴というところがポイントかなと思います。相談事を聞いてあげて、問題を共有するということが重要かと。制度でこうなっているんだよという説明より、個別に悩みを聞いてあげることが大切かなと思っています。それに対して、同じ女性スタッフが聞いて対応するというのがいいのかなと思います。
会社概要
医療法人 輝栄会福岡輝栄会病院
〒813-0044 福岡市東区千早4丁目14-40
理事長 中村 吉孝
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開院:1961年