(厚生労働省)人材開発支援助成金の活用について ~高度デジタル人材育成やIT分野未経験者に対する訓練への助成などを新設~

厚生労働省は、人材開発支援助成金により、企業内の人材育成を行う事業主の皆さまに対して、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部などの助成を行っています。本年4月に国民の皆さまのアイデアをもとに創設した「人への投資促進コース」では、デジタル人材育成のための訓練を高率助成としているほか、サブスクリプション型の研修サービスなども新たに助成対象としています。

 〈人材育成に関する課題に合わせた助成の例〉

   ①ITやデジタル分野の未経験者を即戦力にしたい場合
   →経費助成率60%+賃金助成額760円/時間+OJT実施助成額200,000円/訓練
  
  ②高度デジタル人材を育成したい場合
     →経費助成率75%+賃金助成額960円/時間
    
  ③オンラインの定額受け放題サービスで効率的に訓練を行いたい場合
    →経費助成率45%

 さらに今年度からは、すべての訓練コースにおいてオンライン研修(eラーニング)と通信制の訓練が新たに対象となるなど、利便性の向上が図られており、訓練対象者(正規雇用労働者や非正規雇用労働者)にあわせた様々な助成メニューをご用意しています。
「従業員の人材育成に力を入れたい」、「自社で人材育成を行いたいけれども、資金的に余力が無い」などを理由として困っている事業主の皆さまは、ぜひ人材開発支援助成金の活用を検討ください。
 

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