男女共同参画とは
男女共同参画とは
男女が、社会の対等な構成員として、自らの意志によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うことを意味します。
男女共同参画社会とは
家庭・地域・学校・職場など、あらゆる分野で、性別にとらわれず個性や能力が認められ、また、男女が平等に責任を分かちあう社会を意味します。
「男は仕事、女は家庭を守るべき」といった固定観念にとらわれず、多様な生き方が尊重されます。
背景
人口減少と少子高齢化の進展、家族形態や地域社会の変容、雇用・就業をめぐる変化、経済のグローバル化など、我が国の社会経済情勢は大きく変化しています。このような変化に適切に対応し、将来にわたって豊かで活力に富んだ持続可能な社会を構築するには、多様な人材の活用、新たな視点の導入、柔軟な発想等が必要です。
そのためには、市民一人ひとりが性別にかかわりなく、家庭、地域、働く場など様々な分野で、個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現が不可欠です。
男女共同参画社会のイメージ
- 家庭では・・・
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- 一人ひとりが自立しつつ、互いに協力して家事や育児、介護などを担います。
- 性別にとらわれず、子どもたちの個性や自主性が大切にされます。
- 社会的な支援やサービスを利用しながら、安心して子育てや介護が行えます。
- 地域では・・・
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- 意識決定に男女がともに参画し、災害に強い安全・安心な活用ある住みよい地域です。
- 性別や世代を超えて学習機会やスポーツの場が提供されています。
- 子育てや介護などを支え合い、一人ひとりが安心して暮らせます。
- 学校では・・・
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- 性別にとらわれない、個性や自主性を尊重した教育が行われます。
- 年齢に応じた様々な活動を通して、男女がお互いを尊重する意識が育まれます。
- 一人ひとりの能力や関心にあった進路指導を行います。
- 職場では・・・
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- 募集・採用・配置・昇進・賃金などの男女の格差が解消されています。
- セクシュアル・ハラスメントはありません。
- 方針決定に男女が対等に参画する、活力ある職場です。
- 仕事と生活のバランスが取れ、一人ひとりがゆとりと充実感をもって働いています。
福岡市の主な取組
- 平成16年
- 「福岡市男女共同参画を推進する条例」施行
- 平成18年
- 「福岡市男女共同参画基本計画」策定
- 平成23年
- 「福岡市男女共同参画基本計画(第2次)」策定
- 「福岡市配偶者からの暴力防止及び被害者の保護に関する基本計画」策定
- 「福岡市男女共同参画週間(みんなで参画ウィーク)」創設
- 平成28年
- 「福岡市男女共同参画基本計画(第3次)」策定
- 令和3年
- 「福岡市男女共同参画基本計画(第4次)」策定