福岡市ワーク・ライフ・バランス推進都市宣言
福岡市ワーク・ライフ・バランス推進都市宣言
福岡市では、平成19年度から”「い~な」ふくおか・子ども週間♡ “への賛同企業に呼びかけるなどワーク・ライフ・バランスの推進に努めています。
平成21年にワーク・ライフ・バランスの一層の推進を図るべく、厚生労働省がワーク・ライフ・バランス推進に積極的な自治体を支援する「仕事と生活の調和推進宣言都市奨励事業」に応募したところ、これまでの取り組みが認められ、「仕事と生活の調和推進宣言都市」に指定されました。
市民一人ひとりが働き方を見直して、「調和」のとれた生き方をすることが、企業にも好循環をもたらし、都市全体の活力につながるとの認識に立ち、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んでいくとの市の決意を表明し、「福岡市ワーク・ライフ・バランス推進都市宣言」を定めました。
今後、この宣言の下、ワーク・ライフ・バランスの推進に、なお一層取り組んでまいります。
「福岡市ワーク・ライフ・バランス推進都市宣言」
福岡市では都市の成長とともに、市民の生活様式や生活に対する価値観が変化してきました。特に共働き世帯が過半数を超え、雇用形態も多様化する中、働く時間は依然長く、市民にとって、仕事と家事・育児・介護などとの両立が重要な課題となっています。また、少子高齢化などの社会環境の変化は、今後とも引き続き、働き方に大きな影響を与えていきます。
私たちは、働き方を見直すことで、やりがいや充実感を持って働き、家族とともに過ごし、地域活動やボランティア活動に参加するなど多様な選択の下、調和のとれた生き方が可能な社会にすることができます。こうしたワーク・ライフ・バランスの推進は、働く人の意欲とともに、企業の生産性や競争力、都市活力を高めます。
市制施行から120年が経過した今、すべての市民が豊かに暮らすことができ、明るく活気ある都市を目指して、本市は、経済界・労働界・政府などが合意した「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」や「同行動指針」を踏まえ、市民・企業・団体とともに、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組むことを宣言します。
平成22年3月30日
福 岡 市