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ふくおか就活・転活部(平成28年度) 

VOL.8 働き方改革と、働く意識改革(平成29年3月22日)     

 最近、新聞やニュース番組、ビジネス系の雑誌で
 『働き方改革』という言葉をよく見かけます。

 

 わが国は急速な人口減少社会を迎えており,日本社会が持続可能であるためには,

 労働生産性の向上が不可欠です。

 そのため,長時間労働などがあたりまえとなっている、これまでの働き方の習慣を

 抜本的に改める「働き方改革」が必要となっています。

 

 人材を確保するために、働く意欲のある人が働ける環境を整えたり、

 その限られた人材と、限られた時間のなかで、

 生産性をあげる仕組みをつくったりすることが
 企業に求められているのです。

 

 「人材を確保」し、「生産性をあげる仕組みづくり」の方法として、

 IT技術の普及により、自宅で働くこと(在宅勤務)を導入する企業が増えています。

 また、短時間勤務を希望する人材の受け入れや、
 地域限定採用社員の募集、
 再雇用制度などで定年退職後も働けるようにするだけでなく、

 定年延長、さらには撤廃する企業もみられるようになりました。

 

 このような形で、働く環境は急速に変化しており、

 私たちが、働き方を選ぶことができるような機会も増えつつあります。

 

 一方、働く私たちの意識はどうでしょうか?

 働く環境の変化に対して,働く人の意識こそ、柔軟に対応していく必要があります。

 

 学生の方と話していて、今後大事だと感じるのは、

 就職,結婚,子育て,転勤,定年などのライフプランを考えるうえで、

 キャリアプランも併せて意識することだと思います。

 

 将来、どのような働き方(場所・時間)をしたいのか、

 働くことに何を求めているのか、

 どのような生活を望むのか、

 自らのプランを実現するには、どのような職場がいいのか、

 どんな仕事があるのか、

 その仕事に就くためにはどんな能力が必要なのか、

 企業に選ばれるだけではなく、

 自らが仕事を選ぶための基準として、キャリアプランを考えてみてください。

 

 具体的なキャリアプランが思いつかない場合は、

 インターンシップなどを通して、

 様々な働き方をしている社会人の方を見たり、

 話を聞いたりするのもいいのではないでしょうか。

 様々な気付きにつながると思いますよ。

 

 就職活動中のみなさんは、

   これからどのような働き方をしていきたいのか、

   自分の将来のビジョンを明確にし、

   どの企業であればその働き方が実現できるのか、

   あるいは、興味をもった企業がどのような取り組みをしているのか、

   情報収集のために下記のサイトを活用してみてはいかがでしょうか。

 

 女性の活躍推進企業データベース

 http://www.positive-ryouritsu.jp/positivedb/

 

 ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト

 https://danjokyodo.city.fukuoka.lg.jp/mieruka/


   ( 執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)

 

  ★ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト
  見える化_198_50

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VOL.7 企業の働きやすさ,女性活躍の状況を検索して就職活動に活かしましょう
  (平成29年2月22日)     

 就職活動中の女性の方は、将来長く働いていこうとお考えですか?

 男性の方は、結婚した相手が、結婚・出産しても働き続けたい意思があったとき、

 どう感じますか?

 

 年々、女性の就業率は上昇し、働く女性が増えていますが、

 ライフステージ(結婚・出産等)の変化に伴い、離職するケースは少なくありません。

 

 法律の整備などにより、家庭と仕事の両立支援が行われ、雇用環境は整備されつつありますが、

 出産、育児期に離職を選ぶ女性がいるということは、仕事と育児の両立の難しさに

 不安を感じているということでしょう。

 

 しかし少子高齢化で労働人口が減少している中で、

 女性の労働力は貴重なものとなっています。

 

 そこで、国は働く女性の活躍を後押しするために、

 企業に女性活躍推進に取り組んでもらおうと

 平成284月に女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)が施行されました。

 

 

 この法律のポイントの一つは、

  「女性活躍に関する情報公開」が義務付けられていることです。

 

 常時雇用する労働者が301名以上の事業主は、

   採用した労働者に占める女性労働者の割合、男女の平均勤続年数の差異、

   一月当たりの労働者の平均残業時間、年次有給休暇の取得率、

   管理職に占める女性労働者の割合などの自社の状況や課題を把握したうえで、

   これから取り組むことを記載した、一般事業主行動計画を策定し、

   公表することが義務づけられました。

 (※福岡市では「ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト」において、
   市内企業の取り組みを“見える化”しています。)

 

 これらのサイトを見ると掲載されている企業が

 働き方改革や、女性の活躍推進に関して

 どのような取り組みをしているのかを知ることができます。

 

 

 就職活動中のみなさんは、

   これからどのような働き方をしていきたいのか、

   自分の将来のビジョンを明確にし、

   どの企業であればその働き方が実現できるのか、

   あるいは、興味をもった企業がどのような取り組みをしているのか、

   情報収集のために下記のサイトを活用してみてはいかがでしょうか。

 

 女性の活躍推進企業データベース

 http://www.positive-ryouritsu.jp/positivedb/

 

 ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト

 https://danjokyodo.city.fukuoka.lg.jp/mieruka/


   ( 執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)

 

  ★ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト
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VOL.6 就職活動を通して社会人基礎力をきたえよう!(平成29年1月25日)     

 就職して社会に出る前に、ぜひ「社会人基礎力」というものを意識していただきたいと思います。

 「社会人基礎力」は、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」と
 定義づけされています。

 経済産業省が平成182月から提唱している概念で同年4月の経済産業省の社会人基礎力に関する緊急調査でも、

 約9割の企業が「新卒社員の採用プロセスや入社後の人材育成に重視している」と答えています。

 

 業界や職種によって仕事の内容は異なりますが、

 どんな仕事でも最低限持っていた方がいい能力が「社会人基礎力」といえます。

 大学で学んでいる専門的な知識とは違い、日々の生活のなかで、その能力を意識しながら行動することで徐々に
 身についてきます。

 

 「社会人基礎力」を意識して行動することで、就職活動にも、入社後にも役に立つ能力を身につけることができる
 のです。

 

 「社会人基礎力」は『前に踏み出す力(アクション)』『考え抜く力(シンキング)』
 『チームで働く力(チームワーク)』の3つの能力とこれらを構成する12の能力要素があるとされています。

 『前に踏み出す力』は、一歩前に踏み出し、失敗しても、粘り強く取り組む力として「主体性」「働きかけ力」
 「実行力」を要素に構成され、『考え抜く力』は、疑問を持ち、考え抜く力として「課題発見力」「計画力」
 「創造力」で構成、また『チームで働く力』は、多様な人々と共に目標に向けて協力する力として「発信力」
 「傾聴力」「柔軟性」「状況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」で構成されます。

 

 そのなかでも就職活動を進める上で特に必要と考えられるのが「主体性」「実行力」「計画力」です。

 就職活動は自ら目標を設定し、プロセスを明らかにし準備する。

   そして、計画したことをひとつひとつ実行していくことの繰り返しです。

 

   どのような企業に就職したいのか、そのためにはどんな準備をしたらいいのか、

   その準備のためにはどんなことをしなければならないのか、時間はどのように使うのか。

   ありとあらゆる場面でこの3つの能力要素を活用します。

 

   そして、この経験で培われた能力は、

   これから仕事をするうえでも必ず役に立ちます。

 

   就職活動期間は、社会人としての準備期間でもあります。

   まずは社会ではどのような能力が必要とされているのかを知ることが重要でしょう。

 

 社会人基礎力の詳しい内容については、経済産業省のHPに記載されています。

(経済産業省HP 「社会人基礎力」)(外部リンク)
  http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/
(プログレスシート)
  http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/h19referencebook/h19progress-sheet.xls

  
( 執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)

 

  ★ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト
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VOL.5 就職活動はゴールから逆算して計画を!(平成28年12月22日)     

  一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)が発表している

  2018年卒業生向けの就職活動のスケジュールは、

  3月広報解禁、6月選考解禁となっています。

 

  3月広報解禁にあわせた、大手就職支援サイトが運営する、

  合同会社説明会の日程が決まりはじめました。

 

  そろそろ3月にかけての就職活動の行動予定を計画する時期です。

 

  3月に入れば、集中して企業の個別説明会が開催されます。

  希望する企業の説明会の日程が重なってしまったり、

  場合によっては、遠方で開催される説明会への出席が必要な場合も出てきます。

 

  企業説明会のあとに、選考につながるエントリーシートの作成や、

  小論文、グループワーク、グループディスカッションが実施される場合もあり、

  その準備も必要です。

 

  授業との兼ね合い、サークルやアルバイトなど時間に追われることになります。

 

  3月は集中して行動をおこす時期ですから、

  前もって計画を立てておきましょう。

  そのため、ターゲットとする企業をある程度絞んでおく必要があります。

 

  それらの企業の採用動向や選考方法の調査、企業研究、OBOG訪問。

  その他に、エントリーシート作成練習や適性検査対策、

  場合によっては小論文やグループディスカッション対策、

  面接対策など3月までに準備しておくことは少なくありません。

 

  そして、これらの準備にはある程度の時間が必要となります。

 

  就職活動の期限は決まっています。

  ゴールを見据えながら、限られた時間をどのように使っていくのか

  早めの準備が必要なことがご理解いただけると思います。

 

  また、ターゲット企業を絞り込めていないのであれば、

  12月から1月にかけて開催される、業界セミナーやインターンシップ、

  企業研究セミナーなどに参加し、絞り込んでいくことも必要です。 

 

  いずれにしてもゴールは決まっています。

  これからは短期決戦です。就職活動のゴールを意識しながら進めてください。

 

 (執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)


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VOL.4 採用担当者の視点とは?(平成28年11月18日)   

  企業の採用担当者は就活生のどんなところを見ているのか,就職活動を進める上では大変気になることでしょう。
  企業の採用担当者にとっては『採用活動』ですので,就活生がどのような人物で,入社後にどのように活躍して
  くれるのかといった視点で見ています。

 

  エントリーシートや会社説明会,インターンシップやグループディスカッション,集団面接や個別面接など,
  就活生と接する機会において,採用担当者は常に,就活生の入社後の姿をイメージしていることを忘れないで
  ください。

 

  特に企業にとっての『あたりまえ』のことができることを求められていることが少なくありません。

  そのため,次のようなことについては,最低限気を付けるようにしてください。

 

  1.「誤字脱字がない」のはあたりまえです。

  就職活動中は自己紹介書,履歴書,エントリシートなど書く機会が多くあります。

  会社名や採用担当者などに誤字がないか。株式会社を(株)と略していないか。
  字が上手でなくても読む人の事を考えて丁寧に読みやすく書いているか。

  これらができていないと,
  『いい加減な人間のようだ』
  『この人は何事においても適当なのかもしれない』
  『最低限の常識もない人なのか』
  などと思われてしまう恐れがあります。

 

  2.「清潔感のある身だしなみ」はできてあたりまえです。

  身だしなみの悪い人は第一印象で評価を下げてしまいます。
  『外見と同じように内面もだらしがない人なのかもしれない』
  『この人とは一緒に仕事をしたくない』
  『わが社の社員としてふさわしくない』
  と思われてしまうことは避けたいものです。

 

  3.「適切な電話応対やメールの対応」はできてあたりまえです。

  企業の採用担当者と電話やメールでコンタクトをとる場面は少なくありません。
  その時のマナー違反は間違いなくマイナス評価になります。
  特に,正しい言葉遣い,丁寧な言葉遣いには気をつけておきましょう。

 

  企業のあたりまえはビジネスマナーとして社会人として知っておいてほしいことです。

  就職活動は社会人となるための準備期間であるともいえます。

  社会人としてどんなことが求められているのか,学生の感覚だけではなく,想像力を働かせて,
  行動してみてください。

 

 

 (執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)


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VOL.3 企業研究の準備は早目に(平成28年10月25日)  

 就職活動のひとつに企業研究があります。

 就職活動を終えた方に『もっと企業について研究をしておけばよかった』という話を聞きます。

 

 詳しく聞いてみると、

 『就職活動中に思っていた印象と入社してからのイメージがちがう』

 『こんな仕事とは思わなかった』など、

 就活中のイメージと現実とのギャップが、大きく,戸惑いがあるようです。

 

 そのことが原因で、入社早々、退職してしまう、仕事に前向きに取り組めなくなってしまうといったことも
 起きてしまっています。

 

 社会人になって働き始めるとそのギャップに戸惑うことはあるかもしれませんが、
 事前に調べておくことで解決できることもあります。これが企業研究の目的のひとつです。

 

 自分が入社しようとしている企業が自分のイメージ通りなのかを調べておきましょう。

 

 では、どのようにして調べたらいいのでしょうか。

 まずは、自分が企業に求めることを整理しておく必要があります。
 調べる基準がないと、漠然とした企業研究になってしまうおそれがあります。

 

 たとえば、

 『いくら忙しくてもやりたい仕事ができればいい』

 『企業の将来性を優先ポイントにしたい』

 『女性管理職登用に積極的で、女性が活躍できる職場がいい』

 『仕事は長く続けたいから、産休・育休の制度が充実していて、実績のある企業がいい』

 『将来起業したいと考えているので、自分が成長できる企業がいい』などがあるでしょう。

 これが基準のひとつになります。

 

 そして、あなたの希望をかなえてくれそうな企業をピックアップしていきます。

 企業の情報は、ホームページの就活情報ポータルサイトなどにも掲載されていますが、
 企業のHPや会社四季報、新聞、インターネット、ビジネス系雑誌と注意してみればいたるところに掲載されています。

 

 基準がはっきりしていれば、自ずと、情報は入ってくるものです。

 特に学校のキャリアセンター(進路・就職支援センターや就職課と呼ばれる場合もあります)では
 その学校独自で集めた情報を提供しています。

 

 福岡市でも

 ~福岡市内企業の女性活躍や働き方改革の取り組みがひと目でわかる~

 『ふくおか女性活躍NEXT企業 見える化サイト』

 https://danjokyodo.city.fukuoka.lg.jp/mieruka/

 を開設し、女性活躍推進や働き方改革に取り組んでいる企業を紹介しています。

 

 このようにして数社の企業をピックアップしたら、自分のイメージとギャップがないか詳しく調べてください。

 

 最も信頼できる情報は、その企業で仕事をしている方の生の声を聞くことでしょう。

 インターンシップやOBOG訪問、個別会社説明会、合同会社説明会などで、
 興味のある企業の方に直接会って話を聞くことが、知りたい情報が得られる早道です。

 

 そして、ピックアップした企業の中から、本当に自分にあっていると思える企業が志望企業になります。

 

 このように企業研究をしていると、職業理解(どんな仕事をするのか、どんな企業文化なのか)が深まりますので、
 なぜ その企業で働きたいのかといった志望動機を明確にすることができます。

 

 ただし、就職活動は短期決戦です。実際に企業の方に会って話を聞く期間は限られています。
 早めにスケジュールを確認し事前準備を整えてください。

 

 (執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)


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VOL.2 自己分析のポイント (平成28年9月27日)

  就活では自己分析が大切。 とはいうもののどう進めていいのか困ってはいませんか。
  就職活動で悩みがちなのが自己分析です。
  面倒くさく、取り組むことに躊躇してしまいます。
  しかし、就職活動は自分を伝えることの連続です。
  自己分析ができていなければ、採用担当者に効果的に自分を伝えることはできないでしょう。
  まずは自己分析の目的を明確にしておきましょう。
  
  1. 自分の特徴を知る
  これは長所や短所を含めたあなたの特徴です。
  しかし、企業の求める人物像にあわせようとしたり、
  こんな強みが評価されるだろうといった『答え』を探すような自己分析では
  採用担当者に自分を伝えきれません。

  2. 自分の価値観を知る
  これは、自分の判断基準です。
  正解・不正解、良い悪いではなく、どんなことを大切に思っているのかといった
  あなたの行動を促すポイントです。   
  
  では実際にどのように進めたらいいのでしょうか。   
  時間はかかりますが、自分の過去の人生でやってきたことや、感じたことを棚卸しすることです。   
  頑張った経験、真剣に取り組んだ経験、苦手だったことや傷ついたことを書き出してみることです。
  書き出すことで忘れていた経験を思い出すこともあり自己分析の材料が増えてきます。
  そして『どう感じたのか?』『どんなことを学んだ?』、『なぜ?』『どうして?』と自問自答を
  繰り返すことで自分がどんな経験をした人物なのかが見えてきます。   

  また、家族や親しい友人に聞いてみることもいいでしょう。
  自分では気がついていないけれども、思わぬ特徴を他人が知っていたりしますし、
  自分が他人にどのように見えているのかを知ることもできます。   
  あなたの特徴や価値観はあなたの経験から培われています。   
  採用担当者が知りたいことは、そんなあなたの特徴や価値観をこれからどのようにいかし、
  活躍しようと考えているかということです。   
  避けては通れない自己分析です。まずは取り組んでみましょう。
  
  (執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)

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VOL.1 キャリアデザインって何? (平成28年8月13日)

 最近、『キャリア』という言葉が身近なものになってきたように思いますがいかがでしょう。  

 『キャリア』にはいろいろな意味がありますが、『経験』と考えていただくとわかりやすいでしょう。
 そして『経験』は『できること』と置き換えていただくとイメージしやすいのでは?

 つまり『キャリアデザイン』とは
 『これからのわたしの経験(できること、したいこと)を設計していくこと』です。  
 『これからわたしは、どんな経験をしていきたいのか。』
 『どんなわたしになりたいのか。』 
 『どんなわたしでありたいのか。』
 まずはそこからスタートしてみてください。

 空想、妄想おおいに結構!

 『こんなことできっこない。』ではなく、
 『どうやったらできる?』 
 そう自分に問いかけていくことで、行動を起こす手がかりがみつかってきます。
 『行動』を起こさないと『経験』はできません。
 そして、将来のことですから『時間』という強い味方がついていると思いませんか。
 何年後かの自分の姿を思い描き、その自分のために、
 『今の自分が努力できること』はなんでしょうか。
 将来の自分のためにどんなスキルやどんな力が必要になってくるでしょうか。
 そのために『今なにができる?』
 きっとなにかできることがあるはずです。
 キャリアデザインは、あなたの未来を考えることからはじまります。
 
 (執筆者:キャリアコンサルタント 安田めぐみ)

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